

1836年創業のグレンファークラスは、今では数少なくなった家族経営による蒸留所の一つです。グレンファークラスとは、ゲール語で『緑の草の生い茂る谷間』を意味します。
堂々と聳え立つベンリネス山の麓にある蒸留所は、長い年月をかけて浄化された雪解け水がこんこんと湧き出る恵まれた立地の下、オリジナリティ溢れたシングルモルトウイスキーが造られます。

グレンファークラスのこだわりは、創業当時からの直火焚き蒸留と熟成にシェリー樽を用いる点にあります。スペイサイド最大を誇るポットスティルはオリジナルの復刻版を使用しています。これは約10年に及ぶ実験の結果、スチーム加熱と直火焚きでは最終的な味わいが変わってしまうという結論を得たからです。また、ファーストからサードフィルまで様々なシェリー樽を使い分け、理想とする味わいを引き出すことも創業当時から変わらないこだわりです。しかし、古き習慣にとらわれるばかりではなく、近代的な蒸留機器をうまく取り入れている点もグレンファークラスの特徴と言えます。醗酵槽をステンレス製にし、ポットスティルを増設する等、伝統と革新が完全に融合し現在のグレンファークラスに進化しました。

グレンファークラスは、あくまでシングルモルト(単一の蒸留所でモルトのみを使用したウイスキー)にこだわっています。独自の個性を大切にし、ブレンダーにカスク売りは一切行っていません。全ての商品にグレンファークラスの名をつけ、最低でも8年は熟成させたウイスキーから30年もの、ヴィンテージ、樽出し等、幅広いレンジを持つ故に【グレンファー・マジック】と呼ばれ世界中で愛飲され続けています。

オーナーのグラント家が所有するウイスキーのストックは5万樽以上にも及びます。
それらの貯蔵樽から1952年〜1994年の43年間のシングル・ヴィンテージを『ファミリー・カスク シリーズ』として2007年に販売することになりました。家族経営の蒸留所だからできる他に例をみないシリーズです。誕生の年や記念の年などのヴィンテージ・ウイスキーを是非ともお楽しみください。
商品個別の情報は下記のPDFをご参照ください。
